SSブログ

ファッション誌を読んで、考える [ファッション]

今月号のポパイだったかな?を久しぶりに真剣に立ち読み。
ラフ・シモンズとかドリス・ヴァン・ノッテンとか。
・・・やっぱり今って絶対的に欲しいと思えるモノが少ないなあ、って。
個性よりも確実に売れること先行。
季節感と素材使いとシルエットのみ。
若い人には新鮮、オジさんにはノスタルジックな焼き増し商品群。
他人に洋服のこと相談されたら、多分、セレクトで適当に買えば?って返答する。
それくらい個性ある商品が無くて、みんな一緒に見える。

辛うじて、鞄や靴はそうじゃない。
形や色にブランドの理念を感じ、個性がまだ生きている。
だから、用途や予算、好みを聞けばブランドを算出できる。
小物大好き人間の性か?

ファッションがどんどんつまんなくなった。
不況で守りに入った業界のせいと片付けてしまえば簡単だが。
挑戦的な人間が減った。
それは、消費者が誰かに聞かないと何も買えなくなってしまった状況を作ってしまった弊害か。
裏方の人間があれこれ1から教えていては、想像力を働かせる余地がない。
(店頭ならともかく、誌面に出てきてまで説明する必要ある?)
洋服を蘊蓄重視の自己満足から自己主張の場。
それも、着ている人の顔が思い浮かぶような自然な装いに戻すべきだ。
自分への戒めとして、覚えておきたい。

中古ばかり買っていても、洋服好きには変わりない。
最近のファッション誌を読むと、考えさせられることの方が多くてホント困りものだ。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。